餓狼伝説バトルアーカイブズ1 から、餓狼伝説4作品のシステムや技表などです。
個人的に、取説に記載されているような「SP」とか「LK」のような表記方法が
激しく見づらいので、「ABCDで表記して欲しいな〜」とか、
「レゲー故に覚えてないよな〜」とか思って、勢いで作ったものです。

 

餓狼伝説3 〜遙かなる闘い〜
キャラクター、システム、グラフィック等、前作『餓狼SP』から大きな変化を遂げ、
後のREAL BOUTシリーズへの礎となった作品。しかし、システム的にも操作系的にも
発展途上な部分が少なからず存在し、それ故に当時のプレイヤーには少々ウケが悪かった。
が、逆に言えば、この餓狼3での経験と反省が後のシリーズへと活かされているとも言える。
ストーリー上では、山崎や秦兄弟が初登場し「秦の秘伝書」を巡って奔走するのだが、
CPU戦でのファイティングレベルに左右される分岐がわりと厳しく、ストーリーの全貌が
わかりにくかった。
なお、「潜在能力」という概念が初登場しているが、昨今のように「条件さえ整えばいつでも
発動できる」ような簡単なモノではなく、(隠しコマンド未入力の場合は)「超必殺技入力時に
1/1024の確率で発動する」という、まさに「潜在する能力の解放」という位置づけだった。

ブルー・マリー ボブ・ウィルソン ホンフゥ 望月 双角
フランコ・バッシュ ギース・ハワード 山崎 竜二 秦 崇秀 秦 崇雷


餓狼伝説SPECIAL
前作では使用不可能だった三闘士+ボスに加え、餓狼1のキャラクターも参戦し、
なおかつ条件を満たせば龍虎の拳のリョウがゲストキャラとして出現するという、
まさにSPECIALな作品(PS2版では、対戦時のみデフォルトでリョウを使用可能)。
また前作では成立しなかった連続技が可能になり、そのほか細かい調整も加えられ、
対戦ツールとしても大幅にパワーアップした。
演出面でも、「タルからヒヨコが飛び出す」「キムが空を飛んでいく」などの隠し要素や、
スタッフロールでのコントも収録されており、お祭り色が満載だった。
なお、この「スタッフロールでのコント」は、龍虎の拳2やKOF2002にも受け継がれている。



餓狼伝説2 〜新たなる闘い〜
龍虎の拳に続く、100Mショック第二弾。前作にくらべ、使用キャラクターを増やし、
グラフィックがキレイになり、対戦要素を高めた作品。また、声優に関西の有名劇団の
俳優を起用するなど、ゲーム性以外のバックボーン部分にも力を入れている。
なお、キャンセルの概念は存在しているが繋がる技がないので、
基本的には「連続技は存在しない」と思ってOK。
なので、通常技を含めた各技を、各状況下においていかにうまく使いこなすかが重要。
逆に、「連続技でボコられる」ということがないので、初・中級者の下克上もままあり、
そういう意味では面白いゲームだった。



餓狼伝説 〜宿命の闘い〜
餓狼シリーズ第一弾にしてNEO-GEO初の格闘アクション(キングオブモンスターズは
アクションに分類しておきましょう)。
しかし、龍虎の拳同様、「1対1の対戦形式のアクションゲーム」ととらえた方がよい。
キャラクター付けやバックストーリーなどがきっちりと作り込まれており、
「ゲーム性だけがゲームじゃないんだ!」と知らしめた作品・・・かも知れない。
ちなみに、ストIIが盛り上がっている中で発売されたが、企画自体は餓狼伝説の方が
早かったらしい。



 

小ネタ的ですが、サウンドセッティングで選択できるアレンジBGMは、
過去に発売されたイメージアルバムやアレンジ・サウンドトラックスのものが収録されています。
餓狼伝説のみ、イメージアルバムからではなく新録音っぽいです。


気分的攻略TOP