―TVのニュース番組―
「〜この法律により、今後、戸籍や住所変更などの公式文書は全てアメリカンネームでの申請となります。州では〜」

安樹「波はウェイブやから、ウェイビーとかは?」
全員「ウェイビー…」
爆笑

綾田「小文字はどうなるんでしょう?」
全員「え?」
綾田「この場合1画じゃないでしょうか」

綾田「困りましたね」
熊野「弱りました」
全員「うーむ」

熊野「アメリカのバカヤロー!
…気持ちいい〜。健ちゃん、ほら」
健太郎「アメリカのバカヤロー!」

綾田「我々は、ニッポン人としての誇りを持って、アメリカンネームへの創氏解明を断固拒否する!」

ヘーゾー「手を上げろ!
みんなそっち行け! 早く!」
キョン「早く! もっと固まって!」

英理子「それやったらこの人もポストって言うてた」
健太郎「言うてた言うてた」
熊野「それやったらお前もアメリカのバヤカローって」

ヘーゾー「やかましい!」
健太郎「何がやかましいや、元はといえばお前らが」
ヘーゾー「知るかあ! お前らがアメリカのバカヤローって言うてたのを通報されたんやろ! 自業自得じゃ!」

熊野「未来に夢なんかなくなって何十年たつねん! 今ごろそんなこと大きな声で言うな! 俺は違うぞ、未来なんかに夢はなくても、今この時間は誰にも渡さん!」

キョン「あんた達と、この国に、
ファーーックッ!!」

熊野「俺なあ、若い頃から人とつるむのが苦手でな、組織って言うもんの中でやってきたことないんや」

熊野「我々は、
ニッポンの独立を、
要求する!」

カーテンコール

打ち合わせ中

装置全景

光を入れるとこんな感じ

別角度から

奥に積まれた段ボール箱

下手側の窓
ロールスクリーン(手作り)付き
外側にはツタ

上手側のカウンター

小道具のテレビ
未来感を出すのに四苦八苦しました

小道具の電話
ハンズフリー対応のモニター付きです

細かいところまで凝っています

バッテリーカバーの『ツメ』まで再現