2/29の稽古場
初の立ち稽古
reporter 田中 幸彦

皆様お元気ですか? 風邪なんかひいてないですか? いよいよ始まりました。本番に向けての稽古! そして、今回のゲストの一人、劇団赤鬼から客演の岡本拓朗君も今日から参加です!
彼は初対面で緊張しながらも、本読みから、けっこうパワー全開って感じで、グイグイ迫ってきます。

本読みもそこそこに、初の立ち稽古が始まりました。ワクワク。動きを何も決めてないのが初立ち稽古、「岡本君どうくるかなぁ?」「あぁ、こうきたかぁ」「もっと上手に行くほうがいいかなぁ。」「ここでこう動こうかな」色んな事考えながら、稽古は進んで行きます。あぁこの時期ってすごくワクワクするんだよね。たまらないんだよね。
稽古期間も後半になると、動きだとかがある程度かたまってきて、話は流れていきます。でも今は台詞も入ってなければ、動きも決まってない。しかしこれがまた面白いものです。稽古をゆで卵の作り方に例えると、鍋の水を火にかけたばかりで卵を鍋のなかで軽くかきまぜるのもマダかなってとこ。なんでゆで卵やねん!
というのも、今日はみんなで食べようと、豚の角煮を作って鍋ごと夕飯に差し入れたのですが、角煮にゆで卵を入れて煮卵にしたのがとてもおいしかったもので、なんとなく例えにしてしまいました。

立ち稽古してわかったのですが、俳優陣のなかで175センチの私が一番チビッコなのが。他の2人は180センチを超えています。長年舞台に立ってきましたが、こんなことは初めて。教授としてしかっり威厳を持った演技しないと、体格で不利になっちまうなぁと、そんなことを思った稽古でした。さぁがんばるぞー!