「今回は稽古場日誌は1回だけやろー」 と、のんびり構えてたら、どたんばにきて回ってきました、最終回。
「おまえ、ラストやぞ。」 と、座長様に言われ、 「嘘ぉん」 と返す、劇団員の泉です。
さて、今までの公演で、これ程早く稽古期間の終わったと感じた稽古期間があったでしょうか? イヤ、ない・・・ いつにもまして、稽古期間が早く感じた今回の稽古。 いつも、顔合わせの時には、「長い稽古期間が始まるなぁ」と思っている、ナマケモノです。
そんなナマケモノ が生息しているG:フォレスタは何故だか、皆さん、がんばり屋さんで、来て下さる客演さんもいい方ばかりです。故にナマケモノで甘えたな私はいつも楽をしている、不届き者です。
今回の芝居の感想。
「なんだ、これは。」
冒頭、とにかく、面白い! 何で皆、こんなにイタイの?
取りあえず毎日、見ているくせに、毎日同じ所で笑っている稽古場。なんと、スタッフさんまでも笑っている! フェーダーが、ぶれない事を祈るのみです。 そして、ラストに近付くにつれ、シーン・・・としていく、稽古場。
チラシに「気が付くと涙がこぼれてる」・・・凄いな、うちの作家! 見事に嘘つきにならずにすんでますよ! 特に今回は、本当に皆が、前回とまったく違う役を演じています。
私は実は小劇場に関わって今年で10年になります。 基本的に根無し草体質で、ふらふらしていろんな人に会ってきました。 いろんな人が「芝居」に関わり、いろんな理由で「芝居」を辞めていく姿を、見てきました。 いくら、「続けたい」と思っても、そのうち、淘汰されていく、それが、「
芝居の世界」です。
「役者」は、特殊技能です。
やりたくても、芝居の神様に見放されたら終わりです。見放されるまでは頑張って、試行錯誤しながらやっていきたいと思います。
劇団員の皆様 客演様 スタッフ様 芝居の神様を含む、お客様 よろしく、お願い致します
。 さぁ!!
幕が、開きます!
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