10/9の稽古場
〜稽古は快調!〜
reporter 丸尾 拓

この稽古が始まった時には、暑い暑いと言っていたのに、いまは涼しいを通りこして、すっかり肌寒い日が多くなりました。稽古場でもどうも風邪かな? っていうのが数名います。みなさんは風邪大丈夫ですか? 実は俺も稽古場日誌担当稽古日のあくる日、風邪で一日潰してしまいました
(^_^;)。

普通の仕事でもそうなのですが、風邪で休むというのは気が弛んでる証拠だと、その能力に疑問符がつけられてしまいますよね。いささか強引で古い価値観のようにも思うのですが、俺らに置き換えた場合、本番の日に風邪をひいたなどというのはやっぱりもってのほかで、確かに本番当日に「風邪で熱があるんです…」なんて泣き言はあまり聞きません(みんな隠してるだけかもしれないけどね)。でも本番など大切な日に風邪はなかなかひかない、とすれば風邪はある程度コントロールができるものじゃないかと…ということで、年に一度くらい俺も風邪で寝込むようにしています(^O^)。正月の稽古が絶対ない時とか稽古のない日とかを狙って寝込むのです。ウソみたいに聞こえる? でもそうやってる人はきっと多いよね。今日は稽古がないから今日のうちに倒れておこうと決めて、薬も飲まず、熱冷ましも使わず、栄養ドリンクだけを飲んで、布団で一晩ウンウン、とほんとに声を出して寝込むのです。そうやってきっちり寝込んだら、次の日にはちゃんと快方に向かっています。たまにはうまくいかず完治はしないこともありますが、まずその一日で峠は超えます。

知人の整体師は、風邪をまっとうすると身体の歪みが正されてすっきりするから、風邪をまっとうすることが大事だといいます。薬で直すと、身体の歪みが残ったままで、完治はせずにいつまでもずるずる風邪を引きずってしまうそうです。その話を聞いた時、なんとなく俺が勝手にやっていることが正しいと認められたようで嬉しかったことを覚えています。

…風邪の話で埋めるつもりじゃなかったんやけどなあ。

つい先日、前回公演『Go! WOMEN!』の劇評が届きました。
『ライトコメディを身上としている劇団にとっては手馴れたものである。都会派コメディとして、大いに笑わせてくれる。楽しんでみていられる。入れ替わり立ち替わりの展開となると、大事なのはテンポであるが、その切れがいい。』
と書いてくださってました。デヘヘ、ありがたいことです。なんだか首のあたりがかゆくなりますが、嬉しいです。自分なりには反省点や思うこともいろいろあるのですが、コメディとして太鼓判をもらい、そのテンポ、切れに言及してもらえると確実に劇団としてステージがあがっていることを改めて感じます。もっともちゃんと未熟な点も指摘されてるのですが、ま、それはちゃんとココロの中にしまいこんで、秘かに直して…(*^_^*)。

なんだかやたらめったら長い稽古場日誌になってしまいましたが、稽古は順調です。今回もテンポのいい、みんなに楽しんでもらえる作品になってきています。役者たちはほんとがんばってます。
10月12日からはチケットも発売されます。ぜひ遊びにきてください。楽しませますから(^O^)y。
<稽古着Tシャツコレクション>