4/19の稽古場
〜G:フォレスタに潜入! その2〜
reporter 黒田 誠

俺か? 俺はつまらないきっかけから役者をやることになった、しがない男だ。
G:フォレスタという劇団から呼ばれて稽古に参加して、一ヶ月が経った。
他の舞台もあったので、実際にはまだ七回目だ。
しだいに雰囲気にも慣れてきた。いい劇団さんじゃないか! みんなとってもやさしいし! 「陽の当たる場所」って感じだ! ゴロゴロ……(喉の鳴る音)。
だが、しかし! そんなgoodな劇団にも、いくつか腑に落ちないものを発見した!
他の人間は誤魔化せても、俺様の目は節穴じゃないぞ!
それは、ビールケース(写真参考)だ! 何だ、これは? 本番で使うのか? 
いや、物語の舞台は女二人の同居する部屋だ。そんな場所にビールケースがあるわけがない。いや、まあ、俺は女の住む部屋にはたまにしか、いやほとんど、えぇ実は全く行ったことがないから、もしかしたら日本全国の統計をとったら40%ぐらいの確立でビールケースがあるのかも知れない。……だが! 今回の台本を読む限り、ビールケースは出てこないぞ! 一体、これはどんな使い方をしているんだ……。なにぃ! 椅子・テーブルの代わりにしか使っていないぞ! 
そんなの稽古場に始めからある椅子・テーブルで充分じゃないか!
うむむ……恐るべし劇団G:フォレスタ! 決して、決して、負けないぞぉ!

↑重要アイテム? いつも稽古場にある



↑ポーズが決まった!



↑おばあさま!(詳しくは本番を楽しみに)