いよいよ稽古も中盤あたりにさしかかって参りましたっ！！
この頃になるとシーンによって立ち位置がなんとな〜く決まってくるのですが、それでも舞台上に人が多いとゴチャゴチャっとしてしまいます。（４／６の稽古場日誌参照）
ほかの役者さんとの台詞の掛け合いだけでもいっぱいいっぱいなのに、相手を邪魔しないように、自分の芝居と立ち位置を守るとなると、これはもう大変です。もう少し慣れてくれば、守備範囲も広がるのでしょうけれど・・・。
話は突然変わりますが、ニューヨーク金融界の中心ウォール街、ここのマーケットの店員さんにはおもしろいルールがあります。 「"１０ ｆｅｅｔ"ルール」というのですが、お店がどんなに忙しくても、自分を中心に半径１０ｆｅｅｔ（約３メートル）以内のお客様は自分のお客様というルールです。１０ｆｅｅｔ以内なら、お客様も商品もすべて自分の責任のうちにあるということですね。
ま、裏を返せば、範囲以内のものならなんでも自分の売り上げにつながるということでしょうけれども。
これを役者にたとえるなら「１０歩ルール」になるんでしょうか。
少なくとも舞台上で１０歩以内は前も後ろも、集中する、気を配る、声をしっかり相手に届ける。とにかく自分の芝居を１０歩以内に響かせること。本番では、それをもっと大きくしてお客さん全員に伝わらせること。
野球でもサッカーでも、守備範囲の広い選手にはいい選手が多い気がします。 今回のお芝居で自分の守備範囲が少しでも広がればいいなと思う今日この頃。
あ、でもみんながみんな意識したら、きっとやかましくて、にぎやかな芝居になるかも。特にこのメンバーなら・・・ワオ！ 楽しそう！！
まずは自分の中の「"１０ ｆｅｅｔ" ｒｕｌｅ」守ってみます！ 頑張りますっ！
ｙ（＾Ｏ＾）ｙ
↑今日の稽古場の最寄り駅。Ｇ：フォレスタに入ってから、よく来るようになったなぁ。
↑「守備範囲と役の幅が広い役者さんが多いなぁ」と思いながら見た、前々回「Ｇｏ！」と「ＩＮ！」のチラシ。この時はまさか、今回のチラシに自分が載るとは思いもよらなかった・・・。
↑役者にこれはありません。
だからやり続けるしかないんです！！