4/12の稽古場
〜「ゴールデン・ウィークまで花粉症なのはヒノキに弱いんやな」
と彼は言った〜
reporter もりか ゆみ


ども、もりかです。今日は

悩める役者の魂の叫び!
コーナーです。

突然ですが、着物ってある種の「拘束衣」ですよね。今回私の衣装は和服…ということになりましたので、まあ慣れる意味もあって昨日から「日舞」の稽古に行く事にしたのです。帯で締め上げられた上に、日舞は膝頭を常にくっつけた内股が基本! そんなに激しく動いてないにもかかわらず、下半身がつらい…
…というように動きを著しく制限された上に、本日の演出からの「ダメ出し(注1)」は

「声を大きくして押すな、
たたみかけるな」


…えっ…
これは結構、難題です。とりあえず走り回ったり、大きな声で叫んで「テンション(注2)」を上げる・もしくは上げたつもりになるのは割とやろうと思えばできます。「勢い」ってやつを借りればいいんですから。
その二つを禁じられた上で、自分をテンションの高い状態に持っていかなければならない。しかも私の役は「威圧感と存在感」がポイント。当然「テンションの高さ」は要求されます。

これって…ちょっと、っていうか、
かなり難しいんとちゃうん!

…うひゃあ…どーしよー!! To be continued …ってまた日誌当番、まわってくるのかしら?

(注1)ダメ出し…演出から演技について「うーんそれはダメだよ」とか「おっ! それいいね」などと注意・指導を受ける事。精神的ダメージをくらうことは多々あれど、ほめられる事はめったにない。

(注2)テンション=tension…張り、精神的緊張、張力、(事態の)切迫、緊張(状態)
〈新リトル英和辞典より〉

↑「え? なんで?」




↑「何がちゃうんかなぁ…」




↑「…これか…?」