4/8の稽古場
〜G:フォレスタに潜入! その1〜
reporter 黒田 誠

俺か? 俺はつまらないきっかけから役者をやることになった、しがない男だ。
今回はG:フォレスタという劇団から呼ばれて、客演することになった。
武彦という中年男を演じるので、良かったら記憶の片隅にでも留めておいてくれ。

それにしても、客演というのは面白いものだ。いろんな劇団を巡っていると、いろんな稽古方法に出会う。さて、今回の劇団は……。
おっ! いきなりランニングか! なるほど役者は体力勝負だからな。しかし俺も、だてに、役者を、やってきたわけでは、ない。これぐらいの、ラン、ニング ……ハァハァ。

部屋に戻ると音楽に合わせてストレッチ……うぐぐっ。そしてそのままリズムに乗って腕立て伏せ! ……ゲホゲホッ!

ふう、心地よい汗をかいたぜ。さあこれから、いよいよ演技だ! 俺の出番はオープニングから少し時間がある。精神統一をして……。え、時間? 今日の稽古はこれで終わり? まだ三回しかセリフを喋っていないぞ!

うむむ……恐るべし劇団G:フォレスタ! しかし、しかし、負けないぞぉ!

↑はじめまして。よろしく!


↑こんな稽古をしているぞ!


↑待っている間にも考えたり、他人の演技で勉強したり。