3/16の稽古場
〜「花粉症は都会人のなる病気だよ」と彼は言った〜
reporter もりか ゆみ

ども、もりかです。

3月やっちゅうのに
隙間風が寒いわ!


今日からとうとう立ち稽古に入っちゃいました。
それにしても、人間の体の動きのクセって色々あるんだなあ…とあらためて思いました。
あれは、無意識なんでしょうね? 本人的にはその動きが気持ちいいんだろうなあ。

立ち始めたのでぼちぼち細かい「ダメ出し」が出て、同じシーンを何回もくり返して見るんですが、見る度に「あ、走り出す前にまた手を広げた…」とか「あ、またしゃべりながら後ろに下がった…」とかいう現象が起こるのです。面白いくらいに同じポーズとタイミング。
「形状記憶合金」というものがありますが、人間の身体にもそんな機能があるのでしょうか?

整体などに行っていくら骨の歪みを治しても、日々の生活に戻るとまた歪んでしまうそうです。
それぞれが楽な姿勢というのがあって、それは必ずしも「正しい骨の配置」とは一致しないものなのだそうです。
人間っていうのはどっか歪んでたりするものなのでしょうか?

役者である限り自分の身体の「クセ」をちゃんと見極めておかなければなりません。でも、人というのは鏡を見ると反射的に「良い顔」を作ってしまうように、自分の事を実際よりはカッコよく思おうとするみたいです。
そこに鏡があると気付かずに何気なくうつって見えた自分の姿の「イケてなさ」にショックを受けてしまった事はありませんか? もしくは、ビデオなどにうつってしまった「油断している」自分の姿に赤面した事はありませんか?

「役者をやる」と言う事は日々そんな事の連続なのです。

↑「ほな5分休憩したら、おんなじ所から始めるから」





↑「いやや! これは私の台本や、見したれへん!」
 「ええやんか〜」





↑「…そこで振り返り、ソファーの上で逆立ちを…え?」