10/27の稽古場
〜舞台には「愛」がいっぱいつまっています。〜
reporter もりか ゆみ

ども、もりかです。
ビルの屋上にある稽古場は、今日もめちゃくちゃ冷えてます!!

演技している役者ですら寒さのあまり演技に集中しづらい状況で、じっと私達の練習を見守ってくれている面々がいます。そう、私達の舞台を裏から支えてくれるスタッフさんたちです。(写真:スライド操作、ヘア・メイク、制作のスタッフさん。)もちろん、写真に紹介した以外にもたくさんの人達がかかわってくれています。その人達の支えで、私達の舞台は成り立っています。
はっきりいって、舞台はもうかるもんじゃありません。(もうかるようにしたい気持ちはあっても…)だから、損得勘定抜きの「愛情」なしには、芝居作りにかかわったりできるもんじゃありません。舞台にはそんな人達の「愛情」がつまっているのです。

芝居作りとは、集団で一つの物をつくりあげることです。集団で一つのものを作ってて何が楽しいのか? というと、自分ががんばってやったことが、他のメンバーの喜ぶ顔、という形で自分にかえってくるのが楽しいのだと思います。自分だけでなく他人も喜ばせたい、楽しませたい…というのは「愛情」の根本じゃないかと思うのです。

芝居は、お客様に観てもらうまでは半分しかできてない未完成のものだといった人がいます。たぶん、お客様の喜ぶ顔が見られた時に、私達作り手側の「愛」は報われるわけで、そうなったときに初めて、芝居というものは「完成」するのだろうと思います。
どうか、劇場に来て、私達の「愛」を受け取って、この芝居をみなさんの手で「完成」させてくださいませ。


↑真剣なまなざしで舞台を見つめています。





↑本番は舞台の裏でこのような風景が展開されています。





↑笑顔と声援、これが私達の元気のもと!