10/10の稽古場
〜「ブタカン」と略さないで〜
reporter 西川 たけのすけ

気がつけば既に、本番まで1ヶ月をきってるんですな。
ということは、舞台監督としての仕事が一気に山積みになって押し寄せてくるというわけでして。
ということは、無意識のうちに日誌の存在を記憶の奥底に封印してしまい、気づけば10/26午前4:09な〜んてこともあるかもしれませんねぇ。あははは。

「…は〜」
舞台監督といえば、今回僕は役者と舞台監督を兼任してるんです。ついでに大道具作成も。結構大変だったりします。ところが芝居にかかわってない人には、この『舞台監督』というのがイマイチわからないようでして、僕が「今回、舞監もやってるんすよー」と話を振っても「ふーん・・・大変そうやね」と、あっさり返されるだけだったりします。イヤ、別に大変さをアピールしようとかいう訳ではないんですが、なんかこー、サラッと流されてしまうとそれはそれで微妙にさみしいというかなんというか・・・。
「…ああ〜」
『舞台監督』…演出計画により、演劇の上演・進行を総合的に監督・指導すること(人)。
by角川新国語辞典

『舞台監督』…芝居作りにおいて、各パートのイメージを具体化し、どのような段取りでスムーズかつ安全に事を運ぶかを総合的に判断し、指揮していく人。by某演劇専門書

「上がった幕をきっちりと下ろすのが舞監の仕事だ」by進藤さん(「Show must go on!」)

・・・・説明がてらに少し調べたりしたけど、ちょっとプレッシャーだ・・・。ま、そんな感じの役職です。


「…ああぁ」
実は、G:フォレスタさんの過去の公演でも、僕が舞監をやったことがあったりします。ろくに舞監らしい働きができずに、当時のメンバーさんにはとてもご迷惑をかけたと思います。今回のお話(舞監の依頼)をもらったとき、G:フォレさんは「当日の仕切りをしてくれたらええから」と言ってくれました。でも、それじゃあ、僕自身がまったく成長なしじゃないですか。

ので、僕は決めました。「至らぬところは多々あるだろうけど、可能な限り舞台監督らしい働きをしてみよう!」。分からないが故に必要以上に石橋をたたいたり、知らないが故に無用な遠回りをしたり、色々あるかもしれない。でも、動かずにいるよりははるかにマシだ。きちんと責任を持って動けばフォローも効く。・・・はず。

今回のメンバーさん、見ててください。優しい目で。
観に来られるお客さん、観ててください。暖かい目で。
『IN!〜開かないドアを今日もノックする!〜』
まもなく開演! 成功させます! もちろん「僕が」じゃなく「みんなが」成功させます! 観にこなきゃ損ですよ〜!