10/5〜6の稽古場
〜恒例! 1か月前の試演会〜
reporter 日野 智絵美

皆様こんにちわ! いつも元気な、ちーchanコト日野智絵美です!
あ、気付いたんですけどね、前回ちーが日誌当番したのは9/5だったんですよ。あっと言う間に1か月って訳ですよ〜。きゃ〜信じられない!

さて今回ちーが2日連続して日誌当番なのは、10月5〜6日が試演会だったから。G:フォレさんでは、毎回本番1か月前の土日に、とある場所で「建て込み稽古」ってのをやるんです。「仕込み〜本番〜ばらし」つまりは「準備〜公演〜片付け」ってのを、出来る限り本番当日に近い形で、装置を建てたり、衣装やメイクをしたりして、芝居をやってみるって訳です。

ではでは、今日は皆さんに、舞台の流れをお話してみましょう。

衣装準備完了
まずは材料運搬から。5日の朝、倉庫に木材とか道具とかをトラックに積み込んで、稽古場に到着したら、トンカントンカン装置作りから開始です。何かね、ただっ広い体育館みたいなトコなんですけど、グッと雰囲気変わって、ちゃんとカフェバーになるんですよ〜。スゴイもんです! そこにテーブルやら椅子やら道具が設置されると、より一層イイ感じです!

さて、カフェバーが出来上がったら、今度は「場当り」といって、「照明が暗い間に準備する」だとか「この音楽を合図に役者が動く」だとか、タイミングの必要な部分をピックアップして稽古するんです。どれだけ、お芝居が出来上がってても、こういうタイミングがズレると、台無しになってしったり、場合によってはケガしてしまう恐れもあるので、とても大事な時間なんですよ。

スタッフさん着席完了
それが終わればゲネプロ。最初から最後まで、本番通りに通して芝居をしてみます。そして、それが終わる頃には、すでに観客の皆様方がロビーでお待ち下さってるような時間になってると言う訳です。
今回の試演会は6日の昼12時半開始でしたので、それまでに、この全てを終えて、役者は準備体操して発声して、衣裳やメイクも完璧でなくてはなりません。ホントとっても大忙しでした。

役者陣集合完了
芝居が終れば、即効お片づけ開始です。退館時間時間の迫る中、1分を争っての後片付けなので、みるみるうちに、道具が運び去れて、装置がくずされていきます。何かね、すごい寂しい気分ですよ。この装置だって、ついさっきまでは、生きてたのになぁ・・・。一瞬にして木材に戻ってしまうんですよねぇ。ホント舞台って、はかないモノだと思います。だからこそ、イイんでしょうけどね。片付けが全て終って、ホントに何にもなくなったホールを見ると、何か、何とも言えない気分で呆けてしまいます。

と、いうわけで、本番当日も、こうやってギリギリまで、お客様に少しでも、よりイイモノを、より楽しく見ていただくために、一生懸命頑張っておりますので、楽しみにしていてくださいね!