9/8の稽古場
〜昨日の綴れ、今日の錦〜
reporter 西川 たけのすけ

「はううぅぅっ! 俺っすか!? 今日、日誌俺っすか!?」
この手の文章を書くのが苦手な僕にとって、日誌なるものはある意味役作り以上に苦労します。今書いてるこの文章も、密かにG:フォレHPの、過去の日誌ページを開いて読んで参考にして、かつ、ノートに下書きまでしてたりします。あははは…。いいじゃないか! 人には得手不得手があるんだから!

得手不得手といえば、今回の役者さんたちにもそれぞれ得手不得手があります。 (おー、我ながらキレイな話の展開っ!) 場(ば)の空気にうまく溶け込める人、漢字の苦手な人、台詞覚えの早い人、アドリブに弱い人、…などなど。

僕の場合、「考えて行動する」というロジカルな一面がありまして、これが得手にもなり不得手にもなってます。(ちなみにここで、ペンが進むのが30分程止まってます)裏方作業なんかは得手に働くようです。役者では得手になるときもあれば不得手になるときもあります。不得手っていうのは、んー、「場の空気を利用できても、溶け込むことができない」というか、「感情論を理解できても、その感情を内から出せない」というか、「『それ』系を表現できても、自らが『それ』になれない」というか…。

今回の僕の役は、そんな不得手部分にバッチリ命中しちゃってます。ううう…。役について考えれば考えるほどどんどんロジカルになっていき、感性から遠のいていきます。

よく国語の長文問題で「このとき彼はどういう思いだったか?」ってな問題がありますよね。僕の場合、素で「作者に聞かな分からんやろ」って思ってた口で(まー、この場合、日本的学歴勉強論における正否なので、あまりアテにならないかもですが)、どーも、「見たまま聞いたまま」の情報しか頭に入ってこないようです。ううう…。

そんなヤツが役者やってんなって? やっぱ、そーすか? ううう…。………… ……だああああああぁぁぁぁぁぁ……‥‥・・。

なんか、書いてるうちに妙にふっ切れてきたな…。ふう…。

こんな僕にも、僕の中で『役者として目指す領域』があります。いっちょまえに。

ので、僕なりにやってみます。


↑私が、関西のケビン・コスナーです。







↑私が、河内の大山のぶよです。







↑そして…ボクが、尼崎の喰いだおれ人形です。