4/4の稽古場
〜パッション〜
reporter 山崎 修一

G:フォレスタ恒例の
『建て込み稽古』が
終わりました!


これで一応の完成は見たわけです。しかーし、そうは問屋がおろしません。ここからが大変なのです。ここからが真のクリエーターとしての真価が問われるのです。所詮は建て込み稽古も稽古の一貫に過ぎません。そこにはやはりダメがあるわけで、今後の稽古では、建て込み稽古でのダメつぶし、そして芝居を更に“おもしろいもの”にするための細かい工夫を加えていきます。たぶん稽古場からだんだんと笑いがなくなっていくことでしょう。それがまたおもしろい!

正直に言うと、僕自身、建て込み稽古での出来に満足はしていません。『あそこの場面ではもっとああやっとくべきだった』とか、『あそこはもっと改良の余地がある』といった“もっと”がたくさんありました。そういう意味では、収穫のある稽古でした。本番までの残り少ない稽古では、その“もっと”を実践していきます。

いつの間にやら本番まで一ヶ月を切ってしまいました。この残り少ない期間で、どこまで上に昇っていく試行錯誤ができるのか、たのしみです。この“試行錯誤”こそ、お芝居の醍醐味だと思います。だから『俺は芝居を、そして、役者をやってるんだ』という瞬間でもあります。そして、僕自身の真価が問われる瞬間でもあります。緊張します。

笑えない稽古場より愛をこめて。


↑今回の舞台装置の模型。
  いまだに未完成ですんません。


↑3/30びたーめもりー…


↑3/30すうぃーとめもりー!