3/2の稽古場
〜今年も来ましたこの季節!〜
reporter 池下 理都子

「ジリリリリリ!」
火災報知器のようなけたたましい音で始まる私のいつもの朝。手探りで目覚まし時計をとめて、眠い目をこすりつつ布団から出る。「あー、今日もいい天気! タタキ日和だわ」なんて思いつつ布団をたたみにかかる。…ん? いつもの朝のはずなのに何かちがう…?
「は〜っくしょん!!」
げ…! もしかして…。
「はっくしょん! はっくしょん! はっくしょん!…ずび…」
ふぁー…いらっしゃいましたか、とうとう。朝から4連発かよ。カンペキ花粉症だねこりゃ。ああ、これから約1ヶ月半、くしゃみとハナ水とナミダとの戦いが始まるのね〜。なんだか去年の今頃も同じネタで日誌を書いた気がするなー。もしかしたら来年も書いてるかもしれない。鼻炎女優の汚名を返上できる日は来るのかー?
ずびずび。

さて、個人的事情はこのへんにして、本日の稽古場です。
今日、脚本が完成しました! 作者の丸尾氏はこの雑多な登場人物とシチュエーションをどうまとめるつもりなんだろう。ていうか、コレはまとまるんだろうかとひそかに皆、不安と期待を抱きつつこれまで稽古してきました。ついに今日、待ちに待った結末が明かされる〜!
皆様にそれをお届けするのはもちろん本番までお待ちいただくわけですが、私の感想としてはなかなかシブいラストだと思います。意外でさえあるかもしれない。ある意味とてもG:フォレスタらしい、こう、切なさの残る作品になったと思います。
このドタバタ喜劇からどうやって切なさまで辿り着くのか? どうぞ皆様、このG:フォレ名物「丸尾マジック」、劇場にてこころゆくまでお楽しみくださいませ!


↑稽古場の必需品!
  乾燥はノドの大敵だからね。



↑うれしはずかし台本配付



↑なんだか逞しいヒロイン。