2/28の稽古場
〜俺たちって幸せ(^_^)v〜
reporter 丸尾 拓

23日(土)と24日(日)はめずらしく稽古を休んで、24日のもりかの日誌にあるように、あまがさき未来協会主催の演劇ワークショップの講師をしてました。
講師をしていて楽しいのは、芝居に純な熱を持っている人たちと触れ合えること。これからどっぷりと芝居に漬かりたいと夢見る人たちは、芝居にどっぷり漬かって現実との折り合いに四苦八苦している僕らから見ると、美しく…まるで無くしたものにふと気付き胸をかきむしられるような(オーバーですが)。
一緒に講師をしていた『世界☆一団』のウォーリー木下さんが、ワークショップが始まる前にセリフ合わせが始まっている様子をみて「自分の劇団であんなことがあったら泣くかもしれない」と、『赤鬼』の高見さんは「いいですよね、あの一所懸命…」とこぼしてはりました。
木下さんや高見さんのように劇団引っ張る立場の人たちとゆっくり喋る機会ってなかなかないんですよね。で、ワークショップ終了後のうだ話はほんとに面白かったです。劇団運営の話、日常の乗り切り方、そしてそれぞれの劇団員には聞かせられないような話、などなど、お互いの傷を見せあって、慰めあって、いくつもの爆弾発言に妙に共感したりして。(*^_^*)

昨日(27日)は南果歩の一人芝居を見に行ってきました。何をかくそー南とは古い友人だったりしたのです。とは言っても、もう10年は会ってなかったですが。再会の開口一番「ええおっさんやん!」と言われて、お返しに「おまえもええおばはんやなあ」とは心の中でしか言えませんでした。
だけど一線でがんばってる人たちって、今さらですが、すごいよね。学ぶとこ大だし、俺もがんばんなきゃなあって思うし、あてどない夢などを胸の中に咲かせて、がんばって実らせようって思うんだよね。日常の些細な刺激に惑わされないように、もっと大きな喜びに出会えるように、まずはこの芝居、いい芝居にしなきゃ。今のとこ順調! 少し高いとこに置いた目標点にどれだけ近付き、OVERすることができるか。
これってやっぱりモノ創りの醍醐味だよなあ、俺たちって幸せ(^_^)v


↑「俺には一生、女できへんのやろか…」






↑「えっ? 肌がモチモチすぎる?」






↑「女になったるっ! 男に抱かれたるっ!」