６月から稽古を重ねてきましたがほんとあっとゆーまにあと３日です。
当ＨＰのこのコーナーももうすぐ終了となりますが、皆様お楽しみいただけましたか？
さて、今日の稽古は昨日にひきつづき今回上演する劇場ＯＭＳ（扇町ミュージアムスクエア）屋上のテントです。南河内万歳一座さんがメインに稽古に使っている場所なんです。テントといってもちゃんと 鉄骨の柱が建っていて屋根はかまぼこ型、高さは１０Ｍ位の立派なテントですよ。
普段借りている稽古場は普通の建物なので、劇場よりも空間は小さく「声が出ているつもり」の錯覚に陥ることがありますがこの稽古場ではそんなことは心配無用。天井が高く空間が大きいうえに街の喧騒が聞こえてきたり風にテントがはためくこともあります。当然役者の声は空間に吸収され、雑音にかき消され、他の役者や演出に聞こえにくくなります。
劇場では聞こえるだろう声量では聞こえないことがしばしばです。ですから役者の声量は否応なしに上がってくるはずなんですが・・・
おいおい、いつまで演出に声量のダメ出されてんだ?!
なんでキーボードが２つも要るのかな
今日は全員揃っての稽古です。もちろん通し稽古が夕方からあるからですけど、それまでは気になるシーンをいくつかチョイスして稽古してました。休憩時間に演出があゆみ役池下と真島役早乙女を呼びけっこう長い時間話しをしていたかと思うと・・・・なんと稽古再開後にさっきと同じシーンのトーンが全然ちがう感じになってるじゃないですか？ ・・・役者はちょっと戸惑っているけどこっちのほうがいいじゃないの。いきなりこれまでの芝居を変えられた２人にはとりあえず「がんばって」としか云えないですけど。とにかく観に来てくれたお客さんの心に残る何かを持って帰ってもらうために、少しでもいい芝居にするために「がんばれ！ 池下、がんばれ！ 早乙女」｢フレー・・・・「えっ、おまえががんばれって？」ももも、もちろんですよ、終盤のシーン期待していてくださいね。
ユング博士、聞かせるセリフが随所にありますので！
スリッパホルダー改良版
今回のパンフレットも、前回同様にこの本の中で好きなセリフをそれぞれの役者が選んで書いています。ユング博士、最後に意外な発言をします。このセリフが好きという役者もいましたが、私はそれを受けたあゆみのセリフをパンフレットに書きました。ユング博士はこのセリフで癒されるのです。さてどんなセリフでしょうか？ 今回はこのパンフレット、公演後にお配りしますのでお忘れ無いようにしてくださいね。
ではでは、劇場でお会いしましょう！ Ｓｅｅ ｙｏｕ ａｇａｉｎ
そして今回は後説もあるらしい。