8/21の稽古場
〜終わりなき戦い〜
reporter 丸尾 拓

今日は、大型台風が上陸するとか。なんちゃら警報なんてのがいっぱいでてるみたい。

おお! もう日がないじゃないか!
本番まであと1週間。
日曜の夜の「通し」で、まだうまくまとまらないシーンを触りたいと思ってるのに…電車は走ってるのかな? なんてことを思いながら、それでも稽古中止にしないのは、冷たいんだろうか、無謀なんだろうか、と自問自答しつつ、稽古場に行くと、ちゃんと役者は揃ってるんだよね、偉いなあ。みんなどうやってきたんだろう。

フル稼動してる、事務所のパワーマック
7300/G3‐400Mzアップグレード仕様(5万円)
さてさて、最後の追い込みなんてことをよく言いますが、この時期、少しずつダメの出し方が難しくなってくるんだよね。気になること、全部できる時間もなくなってくるし。
役者の感情が乗ってくるシーン、流れてくるセリフ、時間とともに少しずつ形が変わっていくことは、芝居の宿命であり、面白さであり。
映画みたいに一番いいとこだけをフィルムに焼きつける、なんてことができないものね。でもだからこそ、ナマで届く力があるんだし。だから崩れてくる箇所は戻しつつ、新しくて面白い表現はなんとか組み込んで、ほんと結局、本番直前まで、終わりなき戦いなんだよね。それでもって、役者の精神状態も考えとかなきゃなんないしね。


ほんと頑張ってると思うよ、みんなも俺も。あとは一人でもたくさんのお客さんに見てもらって…。

8月31日〜9月2日、空けといてね。

プッシュはがきと呼ばれているものです。
届いてない人もたくさんいますよね。
誰でもそうかもしれないけど、ちっさなことで『IN』『OUT』を自分勝手に占ったりすることないですか? 僕がよく覚えてるのは、すごく悩んで苦しんで劇団を抜ける決心をして、ソロワークのために一人で動き始めて、緊張しながら小屋を借りにいったら、すんなり貸してもらうことができて、ホッとしながら帰る道〜ふと周囲に目をやると、空は晴れ渡った青空で、桜は満開で…。そのまま歩きなさいと言ってもらってるようで、泣きそうになったことがありました。

で、ミスチルの「優しい歌」。後押ししてもらってるようで、嬉しくなってしまいました。きっとうまくいくよって。勝手な思い込みでしょうけどね。
(*^_^*)