8/5の稽古場
〜ひとやまこえた?〜
reporter 杉本 浩子

昨日はとてもお疲れの日でした。G:フォレの公演では恒例になりつつある
=魔の建て込み合宿練習=を無事に終えて、今日の稽古は一息ついたのか、みんな、どこか気のぬけた雰囲気で始まりました。
もちろんイベントにはつきものである“飲み会”も昨晩ありまして、二日酔いなのか、練習づかれなのかどっちとも言えない顔つきで、現れる人も何人か・・・

テンションあげてるんッです
今回客演して頂いた本橋氏は酒にまかせて劇団員の山崎のダメだし(演技について意見すること)をしてしまったと後悔の顔。
方や、その山崎は酒がぬけないと脱力気味で、どうやら昨晩の会話は覚えていない様子。
まあその他のメンバーもにたような感じでして、今日は稽古が進むのかなあ、なんて事を私個人としては、思っていたわけです。ところが、です。稽古が始まって、何だかいい感じなんです。私自身もそうなんですが、みんな慣れ親しんだ空気が生まれていて、演技をしていても、お互い息があわせやすくなってきていて・・・

ソファに座って喜ぶ高橋氏。
彼、芝居中では一度も座れないそうな。
今回は前回の公演とちがって客演さんが6人もいます。それでお互い知り合って、間もないなかで芝居をつくる、ってやっぱり簡単な事ではないんですね。相手をよく知らないで息をあわす事をやっていくわけですから。もちろん、それを構築していく事そのものが、芝居作りなんだと、最近つくづく思うことではありますが…。シーンひとつひとつを、それぞれの役者の息をあわせて作り上げていく面白さ、一度やったら、癖になりますよう。ふふふ。

このテンション、感じたくて芝居やってるのかも。
まあ、それにしても酒の威力は大きいなと。(私達って日本人ね。)この前、やっぱり客演さんと交流を深める為とか何とかいって、FM802のミート ザ ワールドビートに皆で遠足に行ったんですが(演出の単なる趣味だといううわさでもあるが)、それにもまして、何か通じるモノがうまれたのはどうも、飲み会であったと、私、杉本は思うのであります。=魔の合宿練習=は芝居を作る中のほんと、ひとやまで、大変なんですが、役者同士の関係もひとやま越えたのかしら、と思わせる一日でした。

はい、うまくまとまりましたね。えへへ……。