8/4の稽古場
〜建て込み稽古〜
reporter 山崎 修一

今ではもう、わが劇団の恒例行事となった『建て込み稽古』がついにやってまいりました。『建て込み稽古』というのは、本番で使用する舞台装置を、実際に“建てて稽古”することをいいます。実際に装置を建ててみないと分からない“誤差”や“欠陥”などを確認するためにとても重要です。そこで発見された誤差や欠陥は、後日、修正・補修を行って、いざ本番に控えます。

それから、建て込み稽古は、役者にとっても、とても重要な役割を果たします。本当ならばホールに入ってみないと分からない“ドアの開け閉め”や“階段の昇り降り”や“距離感”が、あらかじめ確認できるというメリットもあります。何も分からずに本番を迎えるのと、あらかじめ分かった上で本番を迎えるのとでは、役者にとってかなり違いますからね。そういった理由で、わが劇団では『建て込み稽古』を行ってます。

さて、その結果は・・・・。役者にとっては、意味のある稽古になったと思います。ただ、かなりの修正点がでてきました。もう大変です!

本番までの残り少ない時間で、どこまで“いいもの”を作れるのか、今日からまたあらたな戦いが始まります。

↑舞台裏はこうなってます。


↑今回の装置は高さが3m以上あります。
  高いです。


↑今回の装置は床にもこだわってみました。