7/24の稽古場
〜会議は踊る〜
reporter 佐々木 鉄平

午後9時45分―  

会議の始まる時間だ。

毎週火曜日は団員が事務所に集まり、現在手がけている公演の事から、今後の活動方針など様々な議題を話し合う。

G:フォレは、どんなことでも話し合いで決めていくのが方針だ。世代や経験の違う個性の強い団員が揃っているので、考え方も様々。
一つの議題を話し合うのに数十時間費やしても一向に解決のメドがたたないという事もよくある。

時間の浪費を考えれば、一人の人間に決定権を委ねる方が、遥かに楽なのかもしれない。しかし、その人間が人間である以上、いつでも正しい選択を選ぶとは限らない。また、納得のいく説明のないまま決定される事によって、少なからずも反感を買うことになるだろう。そうなると逆に劇団の寿命を縮める事になもなりかねない。

だから劇団G:フォレスタは、時間を惜しまずに会議を続ける。みんなが納得のいく方法。そんなものはないのかもしれない。しかし、それを全員で模索し続けることによって、自分の主張を相手に伝える方法や、相手を思いやる気持ちが育っていくのに繋がっていくのだとボクは感じる。

そしていつかは―、真にみんながわかりあえるその日まで―。









 追記

…だからってワールドビートで行く万博公園での待ち合わせの話で、3時間以上話し込むのはどうかと…。  

↑金なし! 暇なし! 女なし!
  ハングリーだった頃のボク


↑つらい修行時代。役者への道のりは、
  決して楽なモノではない


↑無意味にフェロモンを放つ最近、男でも
  いいやと思っていないとか、いないとか…