7/12の稽古場
〜そんなもんいるかボケ〜
reporter 本橋 建哉

ドン、パン、カン、ドン。
「あれ、リズムどんなんやったっけ?」
なかなかリズムが頭に入らない。

今日は久しぶりの音楽稽古。何回か練習すると頭では理解できたが、体がついてこない。不器用なせいなのか? 年とったせいなのか? 判断が難しい年令だ。そういえば、役者を志してばっかりの頃、役者にはリズム感が絶対必要だと教えられた。「そんなもんいるかボケ」と若かりし頃の俺は思っていたが、周りを見るといい役者でリズム音痴な人はほとんどいない。中には例外もいたが、ここでは伏せさせていただきます。

そんなこんなで約1時間、音楽稽古をしたのだが、また俺の楽器の音が目立つこと。音をはずしてもまた目立つ。役者にとって目立つということはいいのだが、なぜか切なかった。

その後はダンス稽古。あれ、俺だけ違うのは気のせいか? いや、きっと気のせいだ。「本橋さんのダンスだけ何か変でした。」あー、現実だ! そう気付かされたとき、何だか切なすぎた。しかしそういう逆境が俺を支えてきた。何せマゾだから。フッフフフ。

ひくなよ。

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