原田裕介=山崎 修一
リサイクルショップの社長格。経営難を人員削減、店鋪縮小で乗り切る決心がなかなかつかず、野崎と他のメンバーたちとの板挟みとなっていく。もともと「ベストフレンド」は藤原みどり、秋山と3人で始めた。開店前後してみどりと付き合うが、4年後、原田の女性問題で二人は別れる。その時二人は、店のため共同経営を続けることを選んだ。文系大学出身。

藤原みどり=杉本 浩子
一号店店長。経営難は判った上で、それでもみんなと最後まで一緒にがんばりたいと願っている。そのために原田裕介とぶつかることになる。精神世界的な考え方に影響されてたことがある。

沢井礼司=早乙女 優
原田、藤原より年下。原田裕介と藤原みどりの二人の関係に憧れた時期もある。それだけに店がなくなることへのこだわりは強い。藤原みどりと似た考え方をしているが、対立する藤原と原田のどちらかに加担するという状況を嫌って、結果一人よがりに見えてもくる。父の健康状態が思わしくなく、週末に一度実家に戻ることになっている。プロレスファン。主にイベント担当。

北市信也=上田 翔
藤原みどりの混乱を現在支えている男。積極的に状況に加わろうという姿勢は見えない。しかし原田とぶつかる藤原への思いから、原田へは敵対心に近い思いを感じている。主に修理、配達担当。

野崎淳子=もりか ゆみ
原田裕介と意見が合う「同志的」間柄。店では会計を担当しており、辛らつな意見も、みんなの前で堂々と言う。「やりたいことを続けるには、犠牲も必要」だと割り切っている。実家が商売に失敗している過去を持ち、彼女にとって商売へのリベンジの意も含まれているのかもしれない。意外と、ミッフィが好き。ミッフィの良さを論理的に説明できる。

秋山康一=田中 幸彦
二号店店長。原田の先輩。原田とは昔、バイト先で知りあった。みんなと一緒に働いていることを何よりも愛している。それなりに人生を賭して、この店に参加しているが、意見がぶつかり、険悪な空気が増えていることに胸を痛めている。巨樹オタク。とにかくおっきな樹が好きらしい。

早川サキ=泉 幸江
バイト。両親は幼い頃離婚している。そのせいかどうか彼は次々かわる。
うまくいっているころの「ベストフレンド」に関わり、その人間関係にあこがれて、いついた。

本来享=佐々木 鉄平
バイト。自分のペースでしか動けないが、それなりに真面目な面も持ち合わせている。AVマニア。原田が気楽にしゃべれる唯一の相手になってくる。

青垣暁子=池下 理都子
曾祖父の「最後の思い」を叶えるために、曾祖父が新婚の頃住んでいた住まいの跡地を買い求めに来る。心優しき曾孫娘、ただし金持ち。