4/1の稽古場
〜サクラ散る 今日も私は ちるちるみちる〜
reporter 佐々木 鉄平
書かれています。 サクラの彩る季節いかがお過ごしでしょうか― 実はボク、今回出番あまりないんですよね。もちろん、見せ場がないってワケじゃないけど、ボクの出てないシーンの練習中は結構ヒマだったりします。 で、あまりヒマなんで1人春眠をむさぼろうとしているボクに、幸彦氏がお客さまの視点で芝居の練習を見てみる事を誘って下さいました。前から他人の練習を見るのですが、コレがけっこう面白いのです。 どうおもしろいかというと、みんないろんなダメを出されてるんだけど、これがなかなかな思う通りにはいかないんだよね〜。ひとつ良くなったらと思ったら、また新しいダメが…。決行イケそうな芝居をした次の瞬間に、演技がフリダシに戻ってしまい、混乱状態に陥る事もしばしば…演出家も楽じゃないね。 とくに、主役なさる我らが修一クンとヒロコさんなんかは、タイミング、イントネーションはもちろん、その瞬間の感情まで細かい指摘が付きまといます。常に自分が今、何を思っているのか? 相手に対してどうゆう感情を持っているのか? そういうのが自然にできて初めて、次のステップに移れるんだなぁとしみじみと実感しました。 果たして今のオレにそこまでできるのか? でも、正直やってみたい気もします。後でボクが、尊敬とねぎらいを込めて「オレ主役じゃなくてよかった〜」ってゆうと、修一クンの瞳がうっすらと滲んでいました。なぜだろう? |
↑「いやゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」 閑静な住宅街に絹を裂くよな女の悲鳴が こだまする ↑「待てぇい! 稽古場の秩序はオレが守る!」 自由と忘却の戦士 小細工レンジャー参上! ↑「おのれぇ、小細工レンジャーめ! あと一歩の所を!」 ものすごく悔しがる悪の演出助手早乙女。 戦え! 負けるな! 小細工レンジャー! まだ戦いは始まったばかりだ。 |